このほど、『2023年度外資政策基金・補助金リスト』は浙江省商務庁により発表された。浙江省では34社が入選、そのうち、わが市のシーカ（浙江）新素材有限公司とオルネクス科技材料（嘉興）有限公司の2社が最終候補者に選ばれた。

外資企業が選ばれたのは、平湖市の外資経済の質の高い発展を全面的に裏付けるものである。外資は平湖の経済発展のゴールデン ネームカードである。昨年、フォーチュン500および総投資額1億米ドル超のプロジェクト13件が導入され、外国投資利用実績は4億8,000万ドルで、24年連続で浙江省トップ10入りを果たしている。

スイスのシーカ新素材社の独山港プロジェクトは、ルパート・フーゲワーフ500であるシーカグループの投資で、独山港経済開発区の新素材工業団地内に位置しており、敷地面積は約100ムー、総投資額は1億米ドル。建設の第1段階の生産能力は約9万9,000トンで、防火塗料、シリコーン・ゴム、床塗料、接着剤、防水材料などの製品と技術をカバーしておる。同プロジェクトは、シーカの将来の持続可能な開発戦略の達成を支援する重要なステップとなる。現在、準備が進められており、2025年末までに完了する予定。同プロジェクトは昨年嘉興市の投資誘致優秀事例にも選ばれ、質の高い外資導入の典型的な例である。

生産能力13万8,000 トンのオルネクスの高性能工業用樹脂プロジェクトは、工業用塗料樹脂の世界的リーダーであるフォーチュン500のオルネクス グループによって投資されておる。同プロジェクトは独山港経済開発区の新素材工業団地内に位置し、敷地面積は153ムー、総投資額は1億8,000万米ドル、登録資本金は6,000万米ドル。同プロジェクトは既に生産開始した。フル稼働の場合、年間13万8,000トンの各種高性能工業用樹脂の生産が見込まれており、この拠点はアルネックス グループの中で規模世界最大、持続可能な工業用樹脂および添加剤の生産拠点となる見込みである。同プロジェクトは、2023年に浙江省有効投資拡大の「千件のプロジェクト・兆元の投資規模」プロジェクトのリストにも含まれている。外資政策基金賞の受賞は、2つの外資系企業の質の高い発展にさらに役立つだろう。