平湖企業、広交会で実力を示し「ファン」を獲得 |
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5月5日、第137回中国輸出入商品交易会(広交会)が閉幕した。平湖市商務局によると、今回の広交会において、平湖の企業は積極的にビジネスチャンスを広げ、発展の機会を模索し、豊かな成果を収めた。出展した75社の企業は累計で8,178人の海外バイヤーを接待し、意向注文額は3,889.84万米ドルに達した。「平湖製造」の中核的競争力を対外的に強くアピールしたかたちとなった。 広交会の第3期「美好生活(より良い暮らし)」セクションでは、平湖市から52社が出展し、そのうちベビーカー関連企業が22社、かばん関連企業が26社にのぼり、平湖企業の海外進出に向けた産業マトリックスを形成した。その中で、金健峰グループ平湖ベビーカー有限公司は出展ベビーカー企業の一つであり、広交会の常連でもある。同社は広交会を市場開拓や注文獲得の絶好の機会と捉えており、今回は24種類のベビーカーを出展。その大部分が新型製品で、アウディ、レクサス、ランドローバーなどのブランドライセンスを受けたモデルがブースの目玉となり、多くのバイヤーから高い関心と好評を得ていた。 「広交会を通じて新興市場国の注文を開拓し、企業の対外貿易の発展ルートをさらに多様化させたい」と語るのは、金健峰グループ平湖ベビーカー有限公司の総経理・何夏峰氏だ。今回の広交会では、同社は過去最多となる100名以上のバイヤーを接待したという。今後は、この広交会という絶好の機会を十分に活かし、意向顧客との連絡を強化しながら、具体的な協力内容について商談を進め、意向注文を企業成長を支える実際の受注へと着実に転換していく方針だ。 新型製品の発表とグローバル市場への展開は、平湖企業が広交会に積極的に参加する根本的な理由となっている。新秀グループはすでに世界68カ国に販売ネットワークを構築しており、今回の広交会でもさらなる成長の余地を切り拓くことを目指している。新秀グループのブースでは、150点を超える最新デザインのかばん製品が展示され、その独特なスタイルで多くのバイヤーの注目を集めた。ブランドマネージャーの車明馨氏によると、今回の新製品は構造や素材面で大きく革新を加えており、広交会期間中に300人以上のバイヤーを接待し、多くの“サプライズ”を得たという。あるオーストラリア人バイヤーは初めて新秀のブースを訪れ、企業の斬新なデザインに強く惹かれた。1時間以上の商談を経て、両者はその場で初期的な協力意向を固めた。 展示会は、平湖企業にとって「海外進出」を図る重要なルートの一つである。市商務局の関係者は、「今後も『展示会で市場を拓く』シリーズ活動を継続的に最適化し、質の高い展示会リソースの効果的な供給をさらに拡充していく。より良質なサービスを通じて、企業が積極的に海外へ進出し、受注を増やし、市場を拡大することを後押しし、本市の対外貿易の高品質な発展を推進していく」と述べた。今年、平湖市では国内外の展示会への参加を10件以上、参加企業数(延べ)200社以上とする計画で、企業の「海外進出」を力強く支援する方針である。 |
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